最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
時間を取りたい時に限って残業、残業の繰り返しの殺人的スケジュールの6月の中、
よく終わったなと自分でも思いますw

絵チャットの付き合いのある人は時間帯とかを把握してると思いますが、
ああいう時ももう一台のPCで残業してたりするんですよね。
もう本当泣きが入りました。今日だって仕上げなのに今日だって…

泣き言はその辺にして、内容について語りたいと思います。
僕は当初プロを事故で断念した少年が通訳としてコーチの傍らにつきながら実質の
監督になるというサッカー漫画を予定していました。それはここ一ヶ月、
原作者スレの890との合作を進めながら温めていたものです。

しかし、いざ取りかかってみるとどうもリアルに欠けるのです。
僕は学生時代は妄想に明け暮れ、それこそフィクションを作るのが大好きだった
人間でした。しかし時の流れか、僕が変わってきたからか、どうも人付き合いや
リアリティのあるもの、ノンフィクションといったものに強く惹かれるように
なっていたのです。同時にフィクションに虚しさを感じるようになっていました。

漫画を描くことをただ楽しむのではなく、漫画という表現でRKという人間は
何ができるのか、それを追求した結果、松永豊和さんというとんでもない漫画家の
エピソード、「誰か一人にでもこの作品を見せたい人はおるんかい」という所に
行き着きました。僕は「心燃える漫画作品」というテーマで、一時的な燃焼ではなく
誰にもできない僕自身のメッセージでたった一人の男を励ますことが、燃やすことが
できたら、そう思うようになったのです。

ナツにはモデルがいます。
設定は違う所もありますが、かなり似通った状況にいます。
ずっと前からナツさんには何かを届けたかった。しかし、生きる死ぬという自分が
体験したことのない領域では、当たり障りのない励まししかできなかった。
そんな僕がその領域のナツさんに魂から届けることができ、またナツさんの姿と
僕のメッセージから新都社のみんなに届けることができるもの、それが今回の
作品となったわけです。ある意味壮大に突っ走りすぎてわけがわからない部分が
あると思いますが、そういった部分は今後の人生でとてつもなく切羽詰まった時に
ご理解頂けると信じております。どうか心の底に受け止めてください。

それにしても、ギリギリ更新ウマーを狙ったわけでもなく本気でギリギリまで
作業してたので心臓が未だにドキドキしていますw
一呼吸おいて、この場を借りてこの作品を描き切ることができた人たちに
感謝の言葉を述べたいと思います。

ジョン太郎くん、ずっと期待してくれてありがとう。君の声がなかったら多分
今日まで持たなかった。

890、言うに及ばず。君とのやり取りが、くろだデイズで腐りかけてた僕の
漫画を描くことへの喜びを思い出させてくれた。真面目にあの企画がなかったら
今回表明することはなかったよ。感謝してる。

えりえる、本当はお前と合作したかったんだがw
でもあそこでつっぱねてくれたからオリジナルに挑戦できたよ。
それと絶対お前は参加すると思ってた!! 性格わかってんだよバーローwww

ナツさん(モデル)、鬼介くん、なな先生、航海士、TAKAさん、空気くん、
倭出さん、詳しくは書かないというか書けないけど、あなたたちのお蔭で
最後まで走れました。こんな充実感は久し振りです。ありがとう!!!

絵茶のみんなも言うに及ばず。すごい励みとリフレッシュになりました。
これからも宜しくね。

それじゃあこの辺で!!
今度は890との合作で頑張ります!!!

じゃあの。

真っすぐ、胸張って生きようぜ!!!

2008年6月30日 RK

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